見栄を張らない。

スポンサーリンク
見栄を張らない 仕事について

僕が経営者として心がけてることのひとつ。

それが、「見栄を張らない。」ということです。

会社はコストが利益を超えると潰れます。

逆に利益がコストより多ければ生き残れます。

シンプルな話ですよね。

しかし、こんなシンプルなことができず、経営が立ち行かなくなる人はたくさんいます。

僕が思うその原因は、

見栄を張って無駄なコストにお金をかけてるせいだと思います。

費用対効果のない、見栄を張りたいためのお金の使い方が、会社やお店の経営を苦しめているんだと思います。

なので、僕は見栄を張るためだけの無駄なコストは使わないようにしています。

例えば、名刺。

名刺は相手に渡しても、ほぼほぼ相手に見返されることはありません。なのであまりお金をかけて作らないようにしています。

次に、看板。

Barを経営しているのですが、道路の上に設置する看板があるのですが、はしご車が必要で5〜6万円かかると言われました。僕はこの看板はつけないことにしました。今はお客様はSNSでお店を探す時代。ビルの一階には看板をつけてるから、ビルまで来てもらえばお店があるとわかります。なので道の上の看板はなくてもいい。SNSで認知してもらい、ビルの場所をわかってもらえばいい。と判断しました。

次に、オフィス。

僕は、家の一部屋を仕事場として使用しています。ひとりでネットショップを運営するのは6畳もあれば十分です。

最後に、人件費。

Facebookなどを見ると、「社員が増えました!」と投稿する起業したばかりの経営者がよくいます。

あの投稿を見ると、「俺の方が優秀だ!うちも社員を増やそう!」と煽られてしまう経営者もいると思います。

しかし、会社の経営で大事なのは社員数ではないと思います。

大事なのは利益です。

それに、言い方が悪いかもしれませんが、社員を増やすことは人件費が増えるということです。

しかも、人件費は削ろうと思ってすぐに削れるものではありません。

人対人のやりとりなので、「コストだからやめてくれ」と言って、簡単に辞めさせていい訳がありません。

なので、経営者の見栄のために社員を増やすことは危険なことだと思います。

もちろん事業が拡大したときは人を増やしていいと思いますが、それでも僕はまず、「自動ツールがないか?」「削減できる業務はないか?」「業務委託できないか?」を先に考えるようにしています。それぐらい人を増やすことは慎重にやるべきだと思っています。

このように、

「見栄を張るための費用対効果のないお金の使い方をしない」

と決めています。

僕と同じ時期に立ち上がった会社やお店をいくつか知っていますが、ちゃんと利益が出るようになってないのに、最初からオフィスや看板にお金をかけたり、いきなり人を数名雇っているところはほとんど潰れています。

「周りからの評価を得たい」という見栄が先行したのでしょう。

経営者の見栄っ張りは会社をつぶす要因だと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました